お酢を使った包丁の錆取りをやってみた。そしてとっても残念な結末が・・・

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ほったらかしで出来る包丁の錆取りをやってみた。時間がない今の自分にも出来る

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大変な浮き錆が見られます。柄の部分の状態は悲惨といってもいいでしょう。ここのさびの状態次第では大事になるかも。最悪 破棄ということも・・・。

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調理中に抜けてしまった柄の部分ですがこの感じでは包丁に錆があったからかろうじて固定できていたのかもしれませんね。

新品が必要かもしれません。

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利用するのはこの料理用のお酢だけ。もっと強い薬品を使えば時間を短縮できるのでしょうがここは時間をかけてゆっくりやっていく予定。日々の空き時間、隙間時間を有意義に使って遊ぶ予定です。

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100円ショップで買ったレンジでパスタを茹でる容器が今回の作業にジャストフット。この”レンジでパス” 有能です。

私が認めるダイソーのお薦め商品。

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三日くらいでこんな感じに。結構落ちてます。真っ赤というか茶色に染まるお酢のバケツ。台所の隅に置いていたんですが衛生上の問題があったも。

もし同じことをやるのなら食べ物のない場所でやることをお勧めします。

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容器を傾けて包丁を確認します。まだ柄の部分に浮き錆が見れますね。もう少しの期間お酢につけておくのがいいでしょう。

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ぽろぽろと落下した錆のかけらが大量にみられます。このままお酢につけておけばさらにいい状態になることを確信できたのでさらに追加で一週間。

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パスタ茹でのケース内は全体に浮き錆が落下した状態に。ものすごいです。時間はかかりましたがお酢でも効果満点。

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大きな錆が落ちたら最初に想像した通りの問題が見つかりました。

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柄の部分がものすごくやせてしまってこのままでは包丁本体を柄に固定するのは難しいでしょうね。ここは肉盛りをして補強してやろうと思います。

バーナーを使ってロウ付けするという技法を試してみたいと思っています。コレはまだやったことがないのでこれからの作業も楽しめそうです。

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そのほかの部分は綺麗に錆落としが出来ていていい感じです。ここは表面を黒錆仕様にして錆防止を目指したいですね。

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この包丁には美食家なんて刻印があったんですね。ちょっとはいい物ものだったのかもしれません。直した後は大切にするぞ。

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ここからは残念な結果のご報告です。私が楽しみにしていた肉盛りの工程は実施されませんでした。おやじが勝手に残りの仕事をやってしまいました。

これを見てください。

錆の処理をせず無理やりに柄の部分に固定された包丁です。グラグラするものだから釘らしきものを打ち込んで固定されています。

認知症の親父の仕業です。

認知仕様になる前はこんなおかしな仕事をする人ではなかったですよ。いい仕事をする木工関係の職人だったんです。

コレはひどい。こんな不器用な小学生みたいな仕事する人ではなかったのに・・・悲しい。

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これも酷い。なががった釘の部分を切断するために何かの工具を使ったのでしょうが本体まで削り込んでしまっています。

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昔はこんな仕事をする人ではなかったんですよ。これも認知症によるものなのでしょう。

本当に悲しいです。

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